USDT(テザー)は大丈夫なのか??

USDT(テザー)は大丈夫なのか??

15日、ビットコインの急騰と逆を示すような形で、テザーが急落し異常値を付けました。
発行会社を運営するビットフィネックスで価格乖離が生じたことから、相場操縦疑惑も再浮上しつつあります。

USDTとはなにか?

まず、このUSDTとはなにか?をご説明していきます。

USDTは、暗号通貨の一種です。
この通貨は非常に強力な中央集権体制で管理されています。
なぜなら、米ドル(USD)法定通貨と連動した価値を持っており、基本的に『1USDT≒1USD』の図式が崩れる事はない、とされているからです。
その性質上、仮想通貨売買における基軸通貨の一つとして扱われていますが、同額のUSDが担保されていない可能性も浮上し、一部で問題視されていました。

テザー(USDT)概要
通貨コード → USDT
公開日 → 2014年10月6日
公式サイト → こちらからご確認ください。

テザー(USDT)は、ビットコインのブロックチェーンを利用したトークン発行プラットフォームであるOmniのトークンの一種として発行されます。

運営母体であるTether Limitedが法定通貨の管理、そしてProof of Reserves(PoR)というシステムによって新規のテザー(USDT)を発行しています。

簡単に説明すると…。
Tether Limitedに法定通貨を預ける ⇒ 同額のテザー(USDT)が発行される
Tether Limitedから法定通貨を引き出す ⇒ テザー(USDT)を入金すると引き出すことができる。その入金したテザー(USDT)は消失する。
このような仕組みです。

これにより、デジタル版のペッグ通貨(他の通貨と価値を連動させている通貨)を実現しているため、ビットコインの価格が下落した時の逃避先や利確として用いる投資家もいます。

しかし、仮想通貨の中でも特に中央集権的である事から、中央集権者であるTether Limitedが破綻、もしくは不正をする可能性、または法定通貨を預けている銀行が破綻、ハッキングされる等の危険性があります。

USDTの急下落と価格乖離

10月15日、仮想通貨市場で全面高が見られた中、安定通貨の仮想通貨テザー(USDT)価格は逆相関を示し、今年4月以来となる安値を更新しました。

昨日(15日)見られたUSDTの下落は、仮想通貨取引所ビットフィネックスにおけるビットコイン価格の乖離にもつながった可能性があり、海外大手メディアCoindeskでも示唆されています。

このような価格乖離を受け、以前から疑問視されていたUSDTとビットフィネックスの関係性が再び問題として浮上しており、投資家はUSDTから、ビットコイン(BTC)などに資金を移動している可能性が考えられます。
現に、ビットコインは一時7680ドルまで急騰しました。(日本時間15日15時台)
(↓の画像は、BTC/USDTのものとなります。)

また、ビットコイン(BTC)だけではなく、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP) にも資金移動がされている事が大いに考えられます。
リップル(XRP) はテザー(USDT)の急落と共に徐々に価格上昇をし始め、日本時間16日14時台には、7170 satoshi まで急騰をしています。
(↓の画像は、XRP/BTCのものとなります。)

しかし、ビットコイン(BTC)の急騰は、BTC/USD立ててみると高騰をしているわけではありません。
今回のBTC/USDTの高騰、これは継続するものではないと思っているので、引き続き値動きに注意が必要な状態ではあります。

詳しい事は、YouTubeでも発信していますので、ぜひご覧ください!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!(^^)