ビットコイン暴落後の最新情報:テザー問題・XRPとXLMの強さ

ビットコイン暴落後の最新情報:テザー問題・XRPとXLMの強さ

ビットコインキャッシュの分裂騒動から始まったビットコインの大暴落により、相場の方向性が大きく下目線に傾いた暗号通貨市場ですが、本日更なる急落を経て、早朝には40万円台に突入していました。
大暴落後の状況や今後の展開がどうなるか?をお伝えしていきます。

テザー(USDT)問題が再浮上

この暴落の状況を更に後押ししかねない新たな情報の一つが、テザー社に関する相場操縦操作が行われているのでは?という問題です。

新たに浮上したこのテザー問題とは、テザー(USDT)を取り扱っている取引所の『Bitfinex(ビットフィネックス)』が、テザー社からUSDTを発行される際に支払うはずの米ドル(USD)を、テザー社に支払っていないのではないか?というものです。
テザー社はBitfinexに無料でテザー(USDT)を発行し、この何の裏付けも価値もないUSDTで、ビットコイン買い支えのために使っているのでは?という疑惑が持ち上がっているのです。
その額は、今年1月末までに23億ドル(3000億円相当)までに到達し、テザー(USDT)の発行上限を越えた事が確認されています。
もし仮に、23億ドルがテザー社に存在していない場合、世に出回っているテザー(USDT)は無価値なものになる、という大問題に発展しかねません。

このニュースを報じたブルームバーグによると、米司法省(U.S. Justice Department)はテザー社に対し、価格操作に関連した捜査に乗り出した、との事です。

今回の捜査は、CFTC(米商品先物取引委員会)と連携して行う予定で、spoofingと呼ばれる偽注文など見せ板での価格操作や、USDT発行の仕組みなども、厳しく追求されるようです。

相場への影響として懸念されるテザー問題ですが、ビットコイン価格を作り上げていた問題や、USDTの担保金がない状況が捜査で明らかになった場合、その影響は計り知れません。

リップル(XRP)、ステラ(XLM)の強さ

前述のように、ビットコインを中心に全面安相場になった暗号通貨市場ですが、その中で注目されたのが、リップル(XRP)とステラ(XLM)の強さです。

急落を記録した相場全体の状況を見ると、その動きの強さは明らかであり、他の通貨が前日比2桁台に突入する全面安相場の中で、1桁台の下落率に留まっています。
ビットコインや他の通貨が暴落する中で、低い下落率に留まったXRPは、BTC建で上昇相場を形成し、フィアット建BTCチャートに相反する動きをみせています。

ビットコインキャッシュハードフォークの影響でPoW通貨が売られた傾向に反して、独自ネットワークを持つXRPとXLMに資金が入ってきている状況は、著名なトレーダーであるRan Neuner氏も指摘しています。

XRPの出来高ランキングで上位に位置する取引所『Binance(バイナンス)』の状況を見ると、XRP/BTC、XRP/ETHの通貨ペアは、他の通貨ペアの数倍にも当たる出来高まで急増している状況がみられており、市場全体が暴落するの中で、これら2つの通貨へ資金移動があった事を示す一つの指標とも言えます。

相場全体が下落相場にある事で、暗号通貨市場外への資金流出が起こり得る状況にありますが、金融マーケット全体の状況が厳しい事も踏まえると、相対的に市場内でXRPやXLMに資金が集まった可能性は十分に考えられます。


ポジティブニュース、ネガティブニュース含め、市場の動きから目が離せいない状況が続きますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!(^^)