「ファンダメンタルズ」とは?~今さら聞けないを分かりやすく!~

「ファンダメンタルズ」とは?
~今さら聞けないを分かりやすく!~

『ファンダメンタルズ』『ファンダメンタルズ分析』という言葉を目にしたり耳にする機会は実に多くあると思います。
元々投資をしている人であれば、この用語はすでにご存知のことと思います。投資初心者の方にとっては「?」な言葉かもしれません。
今回は、この『ファンダメンタルズ』について、分かりやすくお伝えしていきます。

『ファンダメンタルズ』『ファンダメンタルズ分析』とは?

『ファンダメンタルズ』の直訳は「経済の基礎的条件」となります。
しかし、これではなかなかピン!とこないかもしれません。
「ファンダメンタルズ分析」と共にお伝えしていきます。

株式投資のファンダメンタルズ分析

株式投資における「ファンダメンタルズ分析」は、「今の株価は企業の価値と照らし合わせて適正か?」これ分析する事です。

この「企業の価値」の指標となるのは、財務状況、業績状況、株価収益率、株価純資産倍率、株主資本利益などです。
これらの価値の指標を「モノサシ」として調べ分析してから投資をする事で、リスクを避ける事ができます。

世界や各国のファンダメンタルズ分析

世界や各国の経済情勢でも同じです。
「ファンダメンタルズ分析」を使うと、国の経済を分析する事もできます。
その国の、経済成長率(GDP=国内総生産)の推移、物価上昇率、失業率(雇用統計)、財政収支などの指標を「モノサシ」として分析する事で、その国の本質的な価値が分かる、という事です。

こういった、様々な価値の指標を使って行う分析が「ファンダメンタルズ分析」という事です。

暗号通貨のファンダメンタルズ分析

一方、暗号通貨の場合では、開発側が発表するアップデート情報や暗号通貨に対する国際的な評価、銘柄の時価総額、循環サプライ、取引量などが「価値の指標(モノサシ)」となります。
暗号通貨は、株式や為替といった既存の投資対象とは成り立ちやスキームがかなり異なっているため、ファンダメンタルズ分析を行うには独特の視点が必要と言えます。

『ファンダメンタルズ分析』の重要性

『ファンダメンタルズ分析』は、投資を行う上で非常に重要です。
「価値のないものを高く買っていないか」
「価値のあるものを安く買えないか」
という事が、ファンダメンタルズ分析を利用する事で見えてきます。

株式市場の場合、市場価格は適正価格に近づくと考えられています。
市場価値が実際の価値より高い状況で投資を行えば、最終的に損をする可能性がありますが、市場価値の方が低い状況で投資を行えば、最終的にはリターンを得られる、という考え方です。
これは、主に長期的な投資を行う際に利用されます。
ファンダメンタルズ分析は、今後の投資先を決める上でも欠かせない指標となるのです。

一方、暗号通貨の場合はまだ歴史が浅いため「ファンダメンタルズ分析」の基礎となるデータが乏しいともいえます。
株式とは異なりボラティリティも高く、分析や価格予想自体が難しいという特徴を持ちます。

暗号通貨の『ファンダメンタルズ分析』をする上で重要なこと

暗号通貨における「ファンダメンタルズ分析」では、
1:情報の量と正確性
2:旬の情報
これらを捉えるスピードが大切です。

暗号通貨市場は、急激にレートが上下します。
「長期的に見ると市場価格は適正価格になる」という株式におけるファンダメンタルズ分析の考えでいくと、暗号通貨市場ではうまくいかない事もあるでしょう。これは、暗号通貨は企業と異なり、本質的な価値を多様な情報から抽出する事が難しいためです。

ファンダメンタルズ分析に使う情報は、複数の指標から入手することが大切です。ひとつの場所からの情報だけではリスクが高くなるため、情報の信憑性を高めるために必要な事となります。

最終的に情報を分析し、投資するかどうか、いくら投資するかを決定するのは自分自身です。納得がいくまで情報収集を行いじっくり取り組むのもひとつの方法としてありますが、価格が大きく変動する暗号通貨の場合、時間をかけすぎるとチャンスを逃がしてしまう事もあります。

確かな分析を行いたいのであれば、価格に関する情報をよりスピーディに、正確に、そして大量に得る必要があります。

分析するために必要な情報収集の方法

分析には多様な情報が必要となりますが、何はともあれ「正確な情報」を掴む事が大切となります。
暗号通貨市場には、まだまだフェイクニュースなども多く見られるため、注意が必要です。
過去にも根拠なく不安を煽るフェイクニュース等によって、暗号通貨の価格が大きく下がった事もありました。
信憑性の高い情報のみを信じるようにして、信頼できる機関からの発表なのかをきちんと見定めるようにしましょう。
信用できる情報源として、以下にまとめました。

政府機関

世界中の政府機関が発表する暗号通貨情報は、随時チェックする事をお勧めします。
日本なら金融庁の発表がそれにあたります。発信内容に責任を持たなければいけない政府機関の発表であれば、信憑性も自ずと高まります。
また、暗号通貨は「国境のない万国共通の通貨」でもあります。日本だけではなく、外国政府の発表によって大きく値を変える事もあるため、外国政府が発表する内容にも注目しましょう。

暗号通貨取引所

暗号通貨取引所の発表は価格に大きな影響を与えます。
「取引の一時停止」「上場コインの発表」など、価格に影響を与える情報はいち早くキャッチすべき情報です。

世界のニュース

世界の大手通信社が発表する暗号通貨関連ニュースは、チェックすべき情報です。政府が発行する暗号通貨のニュースや、暗号通貨の規制に関するニュースなどが発表され事もあります。

世界経済

どこかの国の経済が破綻目前、株価の大きな変動、各国の国際や原油価格なども分析の要素となります。
例えば、財政破綻によって現金引き出しに制限がかかりそうだ、というニュースがあれば、「現金以外のものに資産を逃がす」事が予想されます。ひとつの手段として暗号通貨が選ばれれば、価値を大きく上げる可能性があります。
例として、2009年の起こったキプロス危機の時には、キプロス国内の銀行よりも、ビットコインの方が安心である、と注目が集まりました。預金封鎖がされる前にビットコインに資産を移した人々は資産を守ることが出来た、という現状もありました。

『テクニカル分析』

相場分析には、『ファンダメンタルズ分析』の他に、『テクニカル分析』もありあます。
テクニカル分析は、過去の値動きをチャートで示し、近い将来のトレンドや値動きのパターンを読んで分析する事です。

テクニカル分析はチャートだけを見ればよいため、金融や経済に深い知識がなくても予測が可能です。慣れてくれば分析の精度も徐々に上げていく事ができるでしょう。

しかし、テクニカル分析では注意が必要な点もいくつかあります。
1:実際の相場は過去のパターンと合致するとは限らない
2:急激な価格の上下が起こると予測が難しくなる
大きく価格が変動しやすい暗号通貨でテクニカル分析を行うのは、難しさも伴います。

さらに、テクニカル分析にはいくつかの種類があります。
トレンド系、オシレーター系、総合系などがあり、それぞれ分析の方法が違います。

【トレンド系】
2点以上の下値、もしくは上値を直線で結ぶことでトレンドを読み取ります。
左から右に向かって上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンドとなります。

【オシレーター系】
現在の相場における「買われすぎ」や「売られすぎ」を読み取ることができます。
トレンドが発生しにくい揉み合い相場で効果を発揮するというのが特徴です。

これらの方法の中でも、分析方法は細かく枝分かれしています。すべてを覚えるのはやはり難しいものとなります。

当ブログ内でも、テクニカル分析についての記事もアップしています。
ぜひ、こちらからご覧ください!

『ファンダメンタルズ分析』と『テクニカル分析』どちらがいいか?

暗号通貨の市場を予測するものとして、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析について紹介しました。

長期的な投資を考えているのならファンダメンタルズ分析、短期的な投資ならテクニカル分析が向いています。

しかし、どちらか一方のみで投資を行う、というのはリスクも高くなると思います。
どちらも覚えておくと、暗号通貨市場の流れを読み解くのにとても役立ちます。

分析には時間がかかりますが、分析によって暗号通貨市場をさらに深く理解できるでしょう。


なお、私のLINE@では、テクニカル分析の配信等も行っています。
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