【 お金の捉え方】Part3:そもそもお金とは何か?

そもそもお金とは何か?

はじめに

お金の捉え方をシリーズでお伝えしています。

前回までの流れについては、お金の捉え方 Part1お金の捉え方 Part2をご覧ください。

今回は、普段使っているお金そのものについてお伝えしていきたいと思います。

普段使っている「お金」とは何か?

皆さんが普段使っているお金、これは、日本円である事が多いと思います。

海外在住の方ならその国の通貨を使い、海外旅行へ行けば、その国の通貨へ両替をして買い物や食事を楽しんでいる事と思います。

多くの皆さんがお使いであろう日本円でその『価値』を考えてみましょう。

 

皆さんの目の前に、千円札と一万円札を差し出され、「好きな方をお取りください」と言われたら、皆さんはどちらを手に取りますか?

大多数の人が、一万円札を手にする事でしょう。私もそうします。

では、なぜ一万円札を手にしたいと思いましたか?

 

千円の10倍の価値がある、よって、千円よりも10倍の物を手にできるから、そう思うのは当たり前の反応です。

では、その一万円札を持ち、隣国、韓国で買い物をするとします。

会計の時に一万円札を差し出し、店員は受け取ってくれるでしょうか?

大多数のお店で日本円は使えない事でしょう。

 

という事は…。

千円札も一万円札も『ただの紙切れ』にしか過ぎないのです。

日本では一万円もあれば、食事、買い物、遊び、移動手段等、いろいろな物へ『交換』が出来ます。

これは、『円』が日本という国の法定通貨であり、国がお金と認め、そして、国民である私たちがお金と認めているから、という信用度が『価値』となっているのです。

 

ここで少し余談です。

それでは…こんな事を考えた事、あるでしょうか?

一万円札を作る原価は一体どの程度なのだろうか?

おそらく数十円でしょう。

ここに、一万円分の価値が付くのは、国が発行して認めたからこそ!これに尽きるのですね。

日本人のお金の捉え方

日本は、国民が国を信用している信頼度が、先進国の中ではずば抜けて高い、と言われています。

これは、明治以降150年位の話になりますが、こんなにも長い間、国への信頼感はほぼ薄れていないのです。

国を信頼する日本人にとって、まずは社会に認められない人はダメなんだ!という暗黙のルールがあり、組織や社会の規範を信じてきた歴史もあります。

国への信頼が高ければ、法定通貨『円』に対する国民の信頼も高くなります。

通貨そのものに『価値があるもの』という概念が、心に埋め込まれているのです

長い時間の中にある歴史的背景からも、法定通貨『円』への信頼度が高いゆえに、貯め込む事が正しく、使う事への罪悪感が根強くあるのも事実です。

諸外国におけるお金の捉え方

それでは、他国では国の通貨がどのように捉えられ使われているのでしょうか?

 

中国人は、自国の通貨人民元に対し、日本人ほどの信頼を置いていません。

中国人の財布の中には、紙幣や硬貨はほとんど入っておらず、カードでの決済が主流になっているようです。

自国の通貨がいつ使えなくなるか分からない、そんな認識が根強くあるからです。

 

発展途上の国々ではどうでしょうか?

タクシーの支払いも、ホテルやお店でのチップも、自国の通貨よりも米ドルを喜ぶ国民が多いようです。

自国の通貨では手に入らない物が、米ドルであれば手に入れる事が出来る、と言うのです。

この時点で、自国の通貨に対する信頼が薄れている、イコール、国家に対する信頼も日本ほどでは無い事がうかがえます。

ヨーロッパの国、デンマークでは、紙幣・通貨の使用率が30%であり、少額でもカード決済が主流です。

2030年には、紙幣が廃止されるとか…。

 

世界中の国々で、法定通貨の在り方が変化してきている、そんな事が分かるかと思います。

お金を取り扱っていく時には、日本国内での動きはもちろんの事、世界がどう動いているのか?変化しているのか?そんな事にも敏感になり、情報をキャッチしていく事も重要になってきますね。

今回のまとめ

そもそもお金とは何なのか?

1・法定通貨には信用という『価値』はあるが、紙幣は単なる『紙切れ』にしかすぎない。

2・お金の捉え方は、国によって様々である。

日本の場合、法定通貨に対する国民の信頼度はかなり高く「価値があるもの」という概念が心に埋め込まれている。

こんな事がお分かりになったかと思います。

 

次回は、単なる『紙切れ』しなすぎないお金、これの本当の価値とは何なのか?

この部分について掘り下げ、お伝えしていきたいと思います。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました(^^)